シリウス ~アルバムの最後のページ~

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いつかは迎えるそのときが、いきなりやってきました。

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日本に本帰国して、さぁいちからの再出発、というときに発症したシリウスの糖尿病。

あれから約2年半、最初は順調とはいえなかったけど、どうにかコントロールの仕方を覚えて、近頃では体重も安定してきて喜んでいたところでした。
毎日ご機嫌にベランダに出て風に吹かれていたシリウスが、朝、低血糖をおこして倒れていたのが一ヶ月前。

その直後にもう一回、同じ発作。

かろうじて、数日の入院ですみ、通院生活を続けてましたが、徐々に食べる量が減り、大好物のお魚もヨーグルトも、トマト缶さえも見向きもしなくなってしまい、ついには黄疸が出てしまい、緊急入院。


点滴で与える栄養だけじゃ回復は無理なので、なんとか固形の食べ物を押し込むようにのみこませて・・・



2日前、検査で腹水がたまりだしていることが分かり、ウイルス性腹水炎の疑いがあると診断されました。

病名が確定したのは昨日の朝。
難病のため、完治することはなく、発症してから死期までの時間はあまりありません。



もう、一ヶ月も病院と家を往復し、1週間近く病院で過ごしたシリウス。
食欲も、トイレに行く気力もありません。
だるくてだるくて、仕方がない・・・と、だらりと寝返りを打つのみ。
今、どこにいるのかも良くわかってない。


つらい身体をひきづって、最後の帰宅をしても、もうつらい思いをさせるのみ。



私たちのわがままで、すでに一ヶ月も無理やり延命処置をしてきたのだから、
これ以上の苦痛を与えるのはやめよう、と・・・


2012年7月9日(月) 16:05 Sirius d'Urbylia は深い眠りにつきました。
12年のニャン生でした。


シリウスのおかげでいろいろな、すばらしい出会いがあったし、
人生そのものが大きく変わりました。

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6年間、一緒に暮らせて本当によかった。一生、忘れません。


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プロフィール

まるまりこ

Author:まるまりこ
ヨーロッパに暮らして17年、日本に帰国しました。17年はあっという間にたっちゃいました。いい経験をいっぱいさせてもらって…。

HPはページ下の方にリンクしてある、まるまりこ'sHP『陽だまりティータイム』をクリックしてね。

イタリアの16・17世紀の音楽に惚れ込み、留学当初はミラノに暮らすつもりで来てみれば、ひょんな事情からスイス・フランス語圏のジュネーブに落ち着き、しばらくはこの2カ国を行き来して、学生生活を楽しんでました。
段々に興味も広がって、18世紀・19世紀のヨーロッパ各国の音楽にレパートリーを拡大していくうちに、オランダやフランスへも出没。シメにはパリでフリーのミュージシャンとして活動。
ヴァイオリン弾き、そしてたまにはガンバなんかも弾きます。

子供の頃から日向ぼっこしながら、お布団に包まって縁側に転がってるのが一番の幸せドキドキだった私。いまだに陽だまりでお茶をすすりながら丸くなって座って、いろんなことに思いをめぐらせています。

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パリで一緒に勉強した仲間とスタートしたアンサンブル
“Harmonia Grave e Soave”
ホームページはこちら→http://shin1.free.fr/HGS/

このグループでの活動は堅苦しい堅苦しいイメージを、もっと気軽に、スウィング感覚で楽しんでもらえるとうれしいです。パリで出会った仲間達だけど、みんなフランス以外の国でも勉強してきたから、このミックスが面白い!
近頃は正式に料理人としてもお仕事してます。といっても、得意な欧風家庭料理のみですが。

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