『セメレ』ロンドンにて

ちょっと日にちがずれちゃいましたが・・・
ロンドン・バスとタクシー
微妙に見える2階建てバスとロンドンのタクシー

7月7日、パリからロンドンへ。

パリ北駅のユーロスター乗車口は1階(日本式の2階)にあります。
まず、フランス国境のチェック受けて、そのすぐ後ろにあるイギリスの
国境チェックを通ります。

ここがいつも面倒なところ。
観光に行くなら、ただここで記入しておいた入国カードを渡して
パスポートに判子押されて終わり。

勿論、EC加盟国出身のヨーロピアンは観光だろうと仕事だろうと
入国カードもヴィザも必要ありません。

でも、仕事で行く場合ヨーロピアン以外は、ここでイギリスの
雇い主側が手続きした労働ヴィザのチェックが必要になります。
雇い主側からの必要書類、パスポート、入国カードを渡して
国境警察のすぐ横のベンチにすわらせれて待つ…
((違法入国の移民になった気分です))
今回は最短の15分で無事、開放されました。

前回(1年半前)はこのチェックのおかげで電車に乗り損ねなしたからね~

ちなみにユーロスターのホームへの扉は出発2分前には閉鎖されます。
駆け込み乗車しようったって不可能です。

イギリス入国の判子をもらったら、その後は空港のように
身体と荷物チェック。

これを全て終わるともう、パリ北駅内のイギリス!

夏のバカンスシーズン到来で構内はごった返しています。

ロンドン・サン・パンクラ駅は駅内のショッピングモールが
とても充実してますよ。

私達は例のごとく、バスに乗っけられまっすぐホテルへ。
荷物や楽器を持ってるのでバスのお迎えはとても助かります。

ホテルはバービカンセンターでのコンサートの場合、いつも同じ。

部屋には小さな湯沸かし器があるし、カップとソーサー、
お茶類も少しあるので便利です。
久しぶりにのんびり、ごろごろと夜を過ごしました。


今回の移動で一番大変だったのはコントラバスの二人。
彼らはヨーロピアンだからヴィザの問題はないけど、楽器。
チェロ軍団はなんとか無事、通過。
でもコントラバスは楽器が大きいせいもあって、今日のように
満席の列車に乗るとき乗車拒否されることがあります。
まさに、それ!

すったもんだやった挙句、まだ席の余裕のあるひとつ後の列車に
乗ることになりました。

事務所が想定していた解決策。
コントラバスをロンドンで借りる。その場合、北駅から事務所まで
コントラバス2台を持って帰る。
↑これ、もしものときのためにすでに準備してあったそうです。

勿論、今回のように違う列車に乗せられることになった場合
その分のチケットは買いなおすわけだし、特にコントラバスのような
大きい楽器の場合、その分、何席分も余計に支払ってあるわけです。

ヴィザの問題や楽器の問題があるので、事務所からは2人。
今回、駅の中と外の問題解決に人手が必要だったんですね。

万全の準備をしてあるとはいえ、やっぱり、国境を越えるのは
いつも、はらはら・ドキドキものです。

7月8日

ロンドンはいわばヨーロッパ大陸からちょっとはなれた島です。
パリから比べて北にあるし(国境もあるし)時差も1時間あります。

今夏時間なのでパリー東京が7時間、ロンドンー東京間は8時間の時差。

もともと時差生活してる私にとってはどっちにしてもいつでも眠い・・・

今回のホテルはかなり広々とした部屋なので、ちょっとのんびり
楽器をさらって朝を過ごしました。

お昼ごはんにはバービカンセンターでのコンサートのとき、いつも
食べに行くインディアン・レストランへ。

ホテルから歩いて地下鉄Angel駅の周りに広がってるお店や
ショッピングモール。
ロンドンは仕事以外で来たことないし、観光する暇はいつもないので
この辺りしか知らないけど私には充分楽しめます。

目的のレストランのある通りは工事中。
凸版の柵がずらっと壁のように並んでいて、とても通りにくくなってました。
結構、不安になりながら探して・・・ありました。
インディアンレストランGUFAA
依然、同僚から教えてもらったお店です。
間口も狭いし、暗い内装で?って感じなんですけど、お味はGood!

お昼はセットメニューしかありません。

メインのカレー5種

お野菜カレー5種

ライス2種(バスマティ又はピラウ)

ナン又はサラダ

これでなんと5.50パウンド。

本日私が選んだのは
海老のスパイス・チリカレー
黄色レンズ豆のスパイスカレー
ピラウ(Pilau)←お皿の中央のカラフルなお皿
ナン

LanchGAFAA

お皿の上にコンパクトに並んでますが、量は見かけによらず
たっぷりしてます。
ぷりぷりの海老さん、ハーブの効いたレンズマメのカレー、
同じくハーブたっぷりのピラウ・・・
どれもい言うことなし。大満足でした。

M&Sによって夕ご飯の買出し。
M&S
いろいろなお持ち帰りサラダ、お惣菜、デザートなどなど
とても充実しています。それに、どれもこれも美味しそう。
ちなみにおすしもありました←コレはちょっと?って感じですが。

その横の通りには市場が。
ロンドン市場
ロンドンに来るたびにこの市場が出てるけど、毎日出てるんでしょうか?

ふらっとひとまわり。
八百屋さんで見かけた果物をひとつ、買ってしまいました。

Gooseberry
Gooseberryっていうのかな?でっかいベリー!
ちょっとすっぱめ。水分たっぷり、舌触りも果肉が厚めで
なかなか美味。
食べてるうちに止められなくなるタイプです。


今晩はコンサート形式なのでしっかり1時間半のリハーサル。
バービカンのリハーサル
↑光の具合がいまいちですが・・・
Cルセとその後ろに見えるのはレ・タラン事務所のプロダクション係の2人。

バービカンセンターのホールは内装が全部木製。
木の温かさ、滑らかさを生かした心地よいホールです。
勿論、音響も素晴らしい。

コンサートは何ヶ月も前から完売状態の満席状態。
4時間のコンサート、舞台演出も衣装も特になしで、お客さんは
最後まで飽きないのかしら?などという、心配は無用でした。

しかし、すごいことですよね~
18世紀にヘンデルがロンドンで作曲・上演した英語歌詞のオラトリオを
フランスのアンサンブルがパリからやってきて、その楽曲が誕生した
ロンドンで公演して大喝采を得るなんて。
ま、ソリストの大半は英・米系の国出身だったけど。

このコンサートで『セメレ』プロダクションは終わり。
この後レ・タランの主要メンバーは次のプロダクションの為
スペイン方面へ。そのほかのメンバーもそれぞれ次の仕事場へ直行、
さもなくばとりあえずパリ、又は各自の目的地へと分かれていきます。

が、その前にUn pot(アン・ポ)←打ち上げ!
オーケストラとコーラスはホテルのラウンジバーで。
おしゃべり、お別れの挨拶などなど。。。
『 Bravo...., et a la prochaine 』+ kiss の順番。 
(ブラボー!....じゃ、また次回!+両頬にキス)


そういえばロンドンで初めて演奏したのはWクリスティー指揮で
リュリ(Lully)の『テゼー(Thesee)』だったな~
(アンブロネーのアカデミーのツアー公演でした)
それもバービカンセンターで。
あの時もヴァイオリンのYK君とチェロのAS君、どっちもいたっけ?

あれって何年前の話?不思議なご縁ですね~


でも、やっぱりロンドンでお仕事するのは出来れば避けたい・・・
毎回もめた、あの国境でのヴィザ騒動。
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プロフィール

まるまりこ

Author:まるまりこ
ヨーロッパに暮らして17年、日本に帰国しました。17年はあっという間にたっちゃいました。いい経験をいっぱいさせてもらって…。

HPはページ下の方にリンクしてある、まるまりこ'sHP『陽だまりティータイム』をクリックしてね。

イタリアの16・17世紀の音楽に惚れ込み、留学当初はミラノに暮らすつもりで来てみれば、ひょんな事情からスイス・フランス語圏のジュネーブに落ち着き、しばらくはこの2カ国を行き来して、学生生活を楽しんでました。
段々に興味も広がって、18世紀・19世紀のヨーロッパ各国の音楽にレパートリーを拡大していくうちに、オランダやフランスへも出没。シメにはパリでフリーのミュージシャンとして活動。
ヴァイオリン弾き、そしてたまにはガンバなんかも弾きます。

子供の頃から日向ぼっこしながら、お布団に包まって縁側に転がってるのが一番の幸せドキドキだった私。いまだに陽だまりでお茶をすすりながら丸くなって座って、いろんなことに思いをめぐらせています。

***************************
パリで一緒に勉強した仲間とスタートしたアンサンブル
“Harmonia Grave e Soave”
ホームページはこちら→http://shin1.free.fr/HGS/

このグループでの活動は堅苦しい堅苦しいイメージを、もっと気軽に、スウィング感覚で楽しんでもらえるとうれしいです。パリで出会った仲間達だけど、みんなフランス以外の国でも勉強してきたから、このミックスが面白い!
近頃は正式に料理人としてもお仕事してます。といっても、得意な欧風家庭料理のみですが。

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