Ado

十代の青春期、親から見れば取り扱いの難しいお年頃の子達のことを
フランス語ではAdolesacentアドレッサン(略してAdoアド)と呼びます。

昨日の『セメレ』の公演で,最前列にいた女の子二人、
まさに指揮してるク○ちゃんの真後ろに座っていた子達。
最初から最後まで、ほとんど笑いっぱなし。
「箸が転がっても笑ってる」って、このことを言うのかって
言うくらいなにを見ても、聴いてもクスクス・クスクス

でも、その子達の眼差しには一切悪気はなく、しっかりオペラを
堪能しているだけに、いやな感じはしませんでした。


ふと、私のあの年齢のころって?
くそまじめな女子高生やってましたね。
なにを見ても、聴いても面白いって感じることもなく、ただただ真面目に
学校通って、レッスンに行って、ヴァイオリンとピアノ練習して、
受験のことしか頭になくて、その上通ってた学校が結構、
校則厳しかったから、どこにも息抜きする隙がなくて。
本当に音楽が好きで音大に行こうと思っていたのかって聞かれると
いまいち自信ないな。

あのころ、あんなに無邪気に笑い転げてたりしたっけ?


私に欠けていたのはああいう素直な感情表現だったのかもしれません。
意地っ張りだから、ヴァイオリン弾いてるって言うだけで周りから
密かに村八分にされていたのも、全然気にしないって顔して
つっぱねてたし。

なんだかあのAdo二人を見ていて、うらやましくなっちゃいました。
グスン(ちょっと動揺


仕事中になに考えてるんでしょ・・・
今回ヴィオラ・パートを弾いていて、弾かないアリアが結構あるもので。
でも、弾かないでオケ・ピットで待ってるのもつらいんですよ~




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プロフィール

まるまりこ

Author:まるまりこ
ヨーロッパに暮らして17年、日本に帰国しました。17年はあっという間にたっちゃいました。いい経験をいっぱいさせてもらって…。

HPはページ下の方にリンクしてある、まるまりこ'sHP『陽だまりティータイム』をクリックしてね。

イタリアの16・17世紀の音楽に惚れ込み、留学当初はミラノに暮らすつもりで来てみれば、ひょんな事情からスイス・フランス語圏のジュネーブに落ち着き、しばらくはこの2カ国を行き来して、学生生活を楽しんでました。
段々に興味も広がって、18世紀・19世紀のヨーロッパ各国の音楽にレパートリーを拡大していくうちに、オランダやフランスへも出没。シメにはパリでフリーのミュージシャンとして活動。
ヴァイオリン弾き、そしてたまにはガンバなんかも弾きます。

子供の頃から日向ぼっこしながら、お布団に包まって縁側に転がってるのが一番の幸せドキドキだった私。いまだに陽だまりでお茶をすすりながら丸くなって座って、いろんなことに思いをめぐらせています。

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パリで一緒に勉強した仲間とスタートしたアンサンブル
“Harmonia Grave e Soave”
ホームページはこちら→http://shin1.free.fr/HGS/

このグループでの活動は堅苦しい堅苦しいイメージを、もっと気軽に、スウィング感覚で楽しんでもらえるとうれしいです。パリで出会った仲間達だけど、みんなフランス以外の国でも勉強してきたから、このミックスが面白い!
近頃は正式に料理人としてもお仕事してます。といっても、得意な欧風家庭料理のみですが。

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