ウィーンから成田へ

レ・タランリリックでの初仕事はMarie Felプログラム。
確か、2004年だったっけ?
マリー・フェルという当時の有名な歌手をテーマにしたフレンチ・バロック・アリアのプログラム。
そのなかにラモーのCastor et Polluxの序曲、アリアがいくつかそしてシャコンヌが入ってました。

そう、このシャコンヌで私のレ・タランとのお仕事も終止符。
感慨深い千秋楽でした。

さて、翌日。ウィーンから成田へ

大半の同僚たちは午前中の便でそれぞれのHomeへ帰っていきました。
3週間、留守にするとやっぱり大変!
地元に着いて、荷物を家に持ち帰ったらすぐにレッスンをしに行く人も多いものです。
日本のように宅急便なんてサービスはないから、本当に不便。
かといって、3週間分の荷物を引きずったまま、仕事に向かう人はあまりいませんが、
反対に、そのまま次の仕事のツアー先に向かう人も中にはいます。
いつ、おウチに帰れるんだろう。。。

旅がらす・・・気の毒に。


私は、というと、午前中いっぱいアパルト・ホテルで荷造り。
捨てられるものは捨てて、できるだけ軽く、コンパクトに。
なにしろ日本を出るときに、すでにほぼ20kgでしたからね。

ウィーンの空港は街から少し離れたところにあります。
普通の電車で25分、専用列車で10分、さもなくば街と空港を結ぶバス。
費用は片道3.60ユーロから10ユーロ。
タクシーでも大体35ユーロくらいの検討。

空港自体も小規模で、内部も分かりやすいところです。

チェックインはチェックイン機で簡単に済ませて、荷物も
まったく並ぶこともなくドロップ・イン。楽チンです。

のんびりお昼ごはんを食べるつもりで早めに到着したので
レストラン探し・・・
小さい空港なので食事らしい、食事ができそうなところは
あまり選択の余地ありません。とにかく出国手続きを済ませて
空港の中へ。

内部の雰囲気はここ10年くらい、全然変わってませんね~
暖かいお食事ができそうなパブ風のお店へ。

コルドンブルーと白ライス、サラダの日替わりランチメニューをいただきました。
平べったく伸ばした鶏肉にハムとチーズを挟んで、衣をつけて揚げた、いわば鶏カツ。
そんなもの、ヨーロッパに暮らしてるとわざわざレストランで注文して食べるもんじゃないけど、
これを自分で作るとなると、えらく面倒くさい。

出来立てのコルドンブルーにナイフを入れると、とろ~っとチーズが流れ出してきて、程よいソースになります。
ちょっと幸せなひととき!


3週間の疲れが出たのか、ちょっと不調。
待ち時間も長かったので、空いているベンチに座り込んで、ネット!
ウィーンの空港は無線LANの使用は無料のはず。

ところが接続にやたら時間がかかる割りに、いっこうに接続できない。
PCの電池残量は減るばかり。
壁際のコンセントにつないで充電しようにも、このコンセント、いっぱいある割りにどこも配電されてない。

((ダメ))

あきらめて、搭乗まで読書。

ミュンヘンまで1時間。右2列、左3列の小型機で移動です。

EntreVienneMunich
とてもきれいな夕日に出会いました。下に見えるのは雲とアルプスの山頂かな?

ミュンヘンの空港は予想よりも大きくて、ちょっと戸惑いました。
以前の印象となんだか、かわったような?

お店も充実してるし、レストラン、カフェ系列もヨリドリミドリ。

体調さえ良ければおいしいビールでも・・・と楽しみにしていたのですが、
ちょっと今回は無理。あきらめてウインドショッピング。

ウィーンの空港って、やっぱり田舎なんだな~っと実感してしまいました。


この日のミュンヘンは曇&雪。滑走路はかろうじて除雪されてましたが、周辺はかき分けた雪で壁ができてました。

いや~な予感

搭乗は予定時刻通り。乗客全員がそろったところで、機内アナウンス。

雪のため使用滑走路が1本のみに制限されていて、その順番待ち。

離陸する前に機体外に付着している雪を除去する作業に15分かかるので、出発は約1時間遅れる予定。

やっぱり、ですよね。



その割には成田到着30分弱。基本的に平和な旅でした。


トランクは宅急便で自宅へ。手荷物と楽器を持ってそのままリハーサルへ。
と、言ってもダンスなので、かえって身体動かせて程よいリハビリになりました。



もう、旅がらす生活はおしまい。

私にとって日本に暮らすことが幸せかどうか、キャリアとして一番ベストなのか、いい質問ですが
とりあえず考えた末に決めた私の終身地なので、ここに根を張ってずんずん図太く生きていくことにします。

長い海外生活によい終止符を打てた3週間でした。




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ウィーン、最後の休日

本日、ウィーン最後のOFF日。

すこしは観光らしい観光でもしようと昨夜寝る前に
シェーンブルン宮殿へのアクセスなんかを調べて
おいたのですが、朝起きてみて窓の向こうの真っ白い
世界を見て、「やめた~」

真っ白といても雪ではなく霧と霜。ついでにしっかり曇り。

はぁ~((ガッカリ))珍しく遊びにいこうと思ったのに。


のんびり朝ごはん食べて、メールうったり・・・午前中は
過ぎていきました。
近所のスーパーに買い物に行って。
(このスーパーで買い物するのも最後よね~)

しかし、このままぼんやり貴重なる休日を終わらせてはならない!
っということで、お散歩に出かかけることに決定。

タイツの上にパンタロン、当然レッグウォーマー。
ヒートテック+長袖Tシャツ+ウールのカーディガン。
ダウンジャケット、3重巻きマフラー。
とどめには+日本じゃ恥ずかしくてかぶれない超防寒帽子。

トラムにのって街の対角線側Rathausまで行って、いざお散歩。

私の大好きな教会めぐり!
目標は地図にあるVotivkirche。

でもRathausのまえにある公園がこの1月中は野外
スケートリンクになっているのをみて、ついついそちら側へ。
野外スケートリンク1
見事な氷!
公園の歩道をうまく使ってうねり曲がったスケートリンクです。
一箇所小さい子供用リンクになっているなんて、さすが!
野外スケートリンク2
ペンギンとパンダのスケート補助器
かわい~

入り口付近のスタンドでほっとワイン発見。
早速、お味見。(いや、寒いのなんのって)
野外スケートリンク3

ワイン自体は3ユーロ、カップ代2ユーロ。
飲み終わったとカップを返すと2ユーロ返してくれます。
寒いからかなんだか、とってもおいしかったです。
野外スケートリンク4
カップには2011年ウィーン野外スケートリンクって
プリントされてます。
スタンドごとに作っているようです。

貸しスケート靴コーナーもあるし・・・いや、だめ。
おドジな私が、いま、ここで大して得意でもない
スケートなんかして、こけて怪我して仕事に穴あけたら
また、笑い話にもならない!
ちょうど1週間前にひどい火傷したばっかりだし。
(大体、まだ火傷は水泡状態で完治どころじゃないし)

ワインでちょっとはにゃらか状態でしたが目的の教会へ。

Votivkirche1

ゴシック建築の塔が二つ、聳え立っております。

近づいてみると、なんだかいやな予感が。
Votivkirche2

閉まってる?一周してようやく入り口らしきもの発見。
公開時間が書いてある。。。え?4時半~?
今、2時半。

こんなくそ寒いのにそんなに待てない。
もう、足の先の感覚もなくなってきてるし・・・
身体が寒さでブルブル

靴下の重ね履きと背中にカイロも必要だった((涙))


あきらめてトラムにに乗って帰途へ。
あまりの空しさに途中の乗換えで駅のスタンドによって
BratWurstをかじりつきました。
Bratwurst
チーズ入りの焼きソーセージ。
こういう時って、高々ソーセージでも涙が出そうに
おいしく感じるものです。。。

ホテルに帰ってロビーでマグカップで温かい飲み物。
カフェオレとホットチョコレートとホットエクスプレスチョコの3杯。


それでも夜はMusikvereinへ。
立見席をゲットしたWiener Symphonikerのコンサート。

Musikverein

シュミット(だっけ?)作曲、ベートーベンの主題による
左手のためのピアノコンチェルトとマーラーの交響曲6番。
ピアノソロはカルロ・グランテ、ファビオ・ルイジ指揮。

開場30分前には並んで順番確保。
列を離れず立ち見部屋のオープンとともに1列め確保!
ここはStaatsoperと違って場所も限られてるし、幅も狭いので
一番前じゃなったら何も見えません。
身長180以上なら、あまり心配しなくていいだろうけど。

久しぶりに超モダンオケ聴きました。
たまには聴くのは楽しいですね~
あれを自分で、毎日弾くのはいやだけど・・・

左手のためのコンチェルトって初めて生で聴いたけど、
いや、見たというべきか、すごいです。本当に左だけ。
マーラーは弦楽器の人数も倍に増えて、金、木管楽器が
ずら~と並ぶし、打楽器も4人で派手になるので、ほんと
迫力です。

ただし、長い。。。

まあ、普段平気で7~8時間立ちっぱなしで仕事してるから
立ってる分には全然平気だけど。
反対に立ってる分、居眠りしたりしないから、返ってよかったかも(笑)


帰りにトラムにのったら、発車もしないうちから降ろされた。
誰かだ車両のどこかで派手に○○をはいてくれたらしい。

車両を取り替えなきゃいけないからこのトラムはここで終了、
全員乗客は降りるべしなのだと。

歩いてかえっても10分。次のトラムがくるまであと10分。

歩くしかないでしょ。


((おかげさまで、また凍えきってしまった))


冷凍、解凍を繰り返す一日でした。

ウィーン、ラモーCastor公演中盤

第4回目公演だった昨日は雪+雨、OFFの今日はどんより曇り空。
ほんとうに気がめいってしまうお天気でした。

公演のほうは前夜のBelleroponeにのっていたメンバーにとっては
3日連日仕事。かなりぐったりしてましたね~

指揮者Cルセ君はそのBellerophoneの大成功がかえって心配の元・・・
こういうあとこそ気を引き締めるべし!と、直前リハーサルで
オケ全員に釘を刺しておりました。
実は自分自身に言い聞かせていたのかも。。。

成果としては上り調子だったのが、ちょいと下降したかな?
長期の公演期間での中盤にはありがちなことですが。

これでまた反省して、一日休めばまた気力を取り戻すことでしょう!


この2日間、空いてる時間でなにをしていたか、というと
ちょっと観光。
といっても博物館めぐりとかではなくて、ふらふらっと散歩に出て
地図をみずに歩き回る程度。
かなりお天気は悪かったけど、ウィーンの中心地の東半分を
よく歩き回りました。

聖トーマス教会はドメニコ派の教会のようです。
StThomas1 StThomas4
St Thomas
外から見てなんの気なしに入ってみると。。。すごい!
StThomas3 StThomas2
そんなに大きな教会ではないけれど、バロック様式の豪華な内装です。

そこからほんの少し歩いたところにあったイエズス会系の教会
Jesuiten1 Jesuiten2
Jesuiten Kirche
中に入ってみるとまずその大きさにお眼眼が・・・
Jesuiten3
派手な大理石の柱といい、まさにこれぞウィーンの
バロック・ロココ期の装飾です。

すごーーーーい

ウィーンってとにかく巨大な大理石、または木彫をふんだんに使った
バロック・ロココ時代の装飾がいっぱい。
こういう素晴らしい宮殿、教会の数の多さはヴェネツィアにも
負けないでしょうね。

あ、ヴェネツィアとのちがいは20世紀、アールヌーボー、
アールデコの素晴らしい建築物、内・外装も至るところに
みられること。

ただ、歩いているだけでも充分楽しめます。

OFFだった今日のお昼ご飯。
どうしてもグラーシュ(Goulache?ちょっと綴りに自信なし)食べたくて、
前日に目をつけておいたとっても一般的大衆向けカフェ(←Barといった
ほうが正しいかも)にいってまいりました。
多分、夜は学生か親父達しかたまってないだろうって感じのところ。

入ってみるとカウンターがあって低めのテーブルがある意外と感じことろ。
だけど喫煙空間。
煙はたいしたことないけど、すごく匂いがきつくて、あきらめようかと
思ったくらい。
でも、よく見るともうひとつ奥にも部屋がある。
禁煙マーク!
なので、奥のほうへズンズンと入っていくと、なんかやたらさびしい空間。
木製の台所椅子と木のベンチがばらばらっと並んでいるのみ。
ほぼ満席だった喫煙空間にお客さんに対して、この禁煙のほうは親父が一人。
(あとからおじいちゃんともう一人お兄さんが入ってきてくれた程度)

さびし~

でも、グラーシュ食べたい!と、がんばって座り込んでおりました。

見回してみると壁中演劇やらコンサートのポスターでいっぱい。
それも昔の、じゃなくて現在進行中のものばかり。
CafeWien2 CafeWien1
このお店、意外と流行ってるらしい、とちょっと感心しました。

どうやらバーカウンターとキッチンは眼の前に見える、
小さい空間のみらしい。
(よくキッチンだけは地下とか上の階にあったりするでしょ)

注文したのはいいけど、ちょっと心配になってきました。

まさか冷凍レトルトパックをレンジでチン?
確かに電子レンジでソースを温めているらしいのは
分かりましたが。

Goulash
以外にも、美味い!
ナイフとフォークしかくれなかったけど、食べ始めて分かりました。
スープ皿に見えるけど、このお皿浅いんです。
深さ1.5cmくらい。
パンを二つつけもらえるので、ソースはこれですくって
食べちゃえばいいわけです。
(私にはパン1つで充分でした)
ぺろりと平らげてしまったワタクシ((満腹))

なによりの満足感は久しぶりに料理らしい『料理』を食べた
ってことでしょうかね。
なにしろ自分で作る以外の食事はこの2週間、たいてい劇場の
Kantine(食堂)で食べてたわけですから。
安くて、量があって、味もまあまあってことがとりえ。。。

残念ながら、仕事での滞在だと、なかなかゆっくり食事しよう
という気にはなれませんね。

ツアー期間が長くて、メンバーそれぞれがアパルト・ホテルに
滞在している場合、あまりOFFの日にまで何人かで時間合わせて
ご飯食べに出かけようとも思いませんしね。
勿論、公演後に何人かでちょっと飲んでかえるって言うのは、
ツアー中、とくによくある話ですが。

私はどんなときでも本番のあと、おいしいワインを一杯(いや、2杯?)
いただければそれで満足ですが。。。

ウィーン、リュリBellerophone公演

昨日25日はOFFの一日をゆっくり、勉強の一日にすることが出来ました。

たっぷりとヨガ+柔軟体操、ダンスの暗記を少々。
お昼ごはんにはじっくりいためたズッキーニとパスタ+グランパダーノ
生の青唐辛子入りのパンにタラマを付けて・・・幸せ!
Lunch

あとはじっくりヴァイオリン。
午後からは夜の公演にのっているメンバーはリハーサルに行ってしまうので
ホテルの同じ階に残っている人は少ない、はず。
なので、久しぶりにサイレンサー付けずにがんがん、弾かせていただきました。
劇場まで行って練習すれば、別に、誰にも迷惑かけないんだけど、
仕事ない日にまで、わざわざ行きたくないでしょ。

リュリのオペラBellerophon(ベレロフォン)の公演。
指揮はCルセ、オーケストラは勿論レ・タラン・リリック。
配役は www.theater-wien.at でご確認あれ!
Bellerophon1

主役ベレロフォン役のシリル・オーヴィティー君。
出番自体はそんなに多くないけど、いいところ、独り占めの役です。
とくに複数曲ある、相思相愛の王女様フィロノエとの2重唱は
つい、うっとり見とれてしまいました。
(ベルギー人のフィロノエ役はセリーヌ・シェーンさん)
シリルはフレンチのハイテナーとしては安定感といい、声の質といい、
同年代の中ではやっぱり抜群ですね。

セリーヌはまさに王女様役にぴったりの風貌。
どんな複雑なメリスマも、透き通るような声質であっという間に
軽々と聴かせてしまいます。

悪役女王様のイングリッとペルッシュさんは舞台での表情を観ていると
本当に『悪役』だったけど、1歩離れると全然、素敵な笑顔の女性です。
でも威厳たっぷりの立ち姿で、あれだけの愛憎たっぷりの
レチタティーボを語りきられると、なにも文句言えません。素晴らしい!

女王様のお付、ニンフ、アテネなどなどの役を歌ったジェニファー・ボルギさん。
初めて聴きましたが、セリーヌとは対照的な深い音色を持つメゾソプラノ。
テクニックも抜群!なによりも、全ての役どころをただ美しいでなく、
上品に、そして優雅に、でも確実な表現力で歌いこなしてました。

王様役はエフゲニー・アレクシフさん。
音程をずりあげる、癖のある歌い方をするのがちょっと気になりますが、
でも、とってもややこしいレチタティーボを見事に、語りきってくれました。
そういえば・・・
たしかラモーのオペラZoroastreのとき(何年前だっけ?)の悪役を
歌ってた人です。
風貌からいくと善玉はむいてないかも。
舞台を降りるとちょっと遠慮気味で、やさしい笑顔の人なんですがね。

一番、役柄としてうけていたのはアポロン、魔術師などなどを歌った
ジャン・テゲンさん(バス)かな。
役柄によって、すごく声の表情がかわるひとで、
あれだけ超絶技巧の音形をいとも簡単に、隅々まで歌いきっちゃうって、すごいわ。

Kantineですれ違ったときにジャンがサンドイッチの値段を知りたくて、
しどろもどろ。。。あげくのはてに、つぶやいた、
『Je ne parle pas du tout en Allemand おれ、ドイツ語しゃべれね~』
と、カウンターで立ち往生していたのが、結構、かわいかったです。
でも、正直言って、その程度のドイツ語だったら、ちょっと考えりゃしゃべるだろ・・・
と、ちょっと頭を抱えてしまいました。
Belleropfon3

コーラスはアーノルド・シェーンベルク・コアー。
ルネッサンス・バロックもかなり専門的な知識を蓄えたグループですが、
現代曲も難なくこなしてしまうアンサンブルです。
今回のCastorにもかなりのメンバーが補強としてはいってくれてます。


ちなみに主役、シリルの奥さんはパリでも活躍しているバロックヴァイオリン弾きです。
彼女はハーグ時代に私の住居の近所に住んでいたので、パリにいたころも
久しぶりに会うと、いつも、おしゃべりが止まりませんでした!
今回の公演にも同行していたので、当然、コンサートの合間、
ホールのロビーでピーチクパーチク、しゃべりこんでしまいました。

なんと、ウィーンに来る直前、4歳のお子さんも含めて一家3人で
3週間日本でバケーションだっただと。
東京と、京都と、高山と、伊勢と・・・私よりも日本のこと
くわしんじゃないかしら?
ニホンビイキなのは知ってたけど、そこまでとは。。。

恐れ入りました。

二人ともそれぞれ、ただでさえ忙しいから、子供が学校に通うように
なったら、もう、こんな長期の休暇は取れないからって
言う理由もあるのかもね。


オーケストラの通奏低音にはUかおりさんものってらっしゃいました。
数日前、La Poeme Harmoniqueではトレブルを弾いてらっしゃいましたが。
今回はバス・ガンバ。
Bellerophon2

こういう大き目の編成のアンサンブルの中で、ガンバを弾くのって
慣れてないと大変ですよね~
さすがUさん。都合上、なかなか難しい配置にされてたのに、
歌ともルセともぴったり合ってました。すごいわ~

オケ・ピットは通常のオペラのときよりもかなり上がってました。
いつもだとオケのメンバーの頭は舞台の下まで。
この日は身体が半分くらい見る位置。

実はベレロフォンは管楽器の都合上392Hzで演奏されました。
ところがラモーのCastorのほうは、同じ理由で400Hzです。
この微妙なディアパソンの違い・・・
けっこう、弦楽器にとって、きついですね。

などと、心配していましたが、本日4回目のCastor公演、
鍵盤楽器は必死の調律でなんとか乗り越えましたし、弦楽器群も
さほど苦労せずに、元に戻ることが出来ました。
まあ、全員、ベレロフォンを弾いていたわけではないので。。。

それにしても3時間のオペラ、舞台演出なしなだったので
そうなることやら、と心配してましたが、何のことはない。
拍手大喝采の大成功でした。

久しぶりに聴いていて、本当に心動かされる、素晴らしい演奏会でした。

打ち上げに参加して、ワタクシメはちょっと夜更かしし過ぎたのは
いうまでもありません・・・


このベレロフォン、去年12月に録音したそうです。
今年中にCD発売になるのかな、多分。

ウィーン、ラモー3回目公演&雪景色

朝おきてみると一面雪、でした。
そのうえ晴れてるし・・・寒い。


本日はCastorの3回目公演。
公演は毎回、徐々に安定感が増してきております。
素晴らしい!
ついでにスピードもUP!←さすがCルセ

今日、弾きながら思ったこと。
このオケで弾いていての肯定点。

みんなソルフェージュとリズム感が抜群に良い!
そしてオケ全体が完璧にそろってる。

フランスってソルフェージュ発祥の地の割りに、
ソルフェージュだめな人がやたら多い。
本人はそう思っていない場合がほとんどなので
さらに始末が悪い!

どんなに微妙なリズムも、予想もつかない速度変化も、
みんな恐ろしい勢いでついていく、この素晴らしさ。

フランス人は個人主義の性格だから、オケでも
全員は一致団結してってことはあまりない現象です。

なのでパリではこのオケの評価、常に賛否両論です。



公演後はおとなしく部屋に帰ってのんびりお夜食。
今日はNero dAvolaをあけてみました。

ついでに、くるみ入りの黒パンをいっしょに!

渋みも酸味のしっかりある割りになぜか青魚にもあう
この赤ワイン。
私の大好きなシシリー・ワインです。

それにしても昨日の火傷は未だに落ち込んでます。
水ぶくれ・・・早くなおらないかな~
プロフィール

まるまりこ

Author:まるまりこ
ヨーロッパに暮らして17年、日本に帰国しました。17年はあっという間にたっちゃいました。いい経験をいっぱいさせてもらって…。

HPはページ下の方にリンクしてある、まるまりこ'sHP『陽だまりティータイム』をクリックしてね。

イタリアの16・17世紀の音楽に惚れ込み、留学当初はミラノに暮らすつもりで来てみれば、ひょんな事情からスイス・フランス語圏のジュネーブに落ち着き、しばらくはこの2カ国を行き来して、学生生活を楽しんでました。
段々に興味も広がって、18世紀・19世紀のヨーロッパ各国の音楽にレパートリーを拡大していくうちに、オランダやフランスへも出没。シメにはパリでフリーのミュージシャンとして活動。
ヴァイオリン弾き、そしてたまにはガンバなんかも弾きます。

子供の頃から日向ぼっこしながら、お布団に包まって縁側に転がってるのが一番の幸せドキドキだった私。いまだに陽だまりでお茶をすすりながら丸くなって座って、いろんなことに思いをめぐらせています。

***************************
パリで一緒に勉強した仲間とスタートしたアンサンブル
“Harmonia Grave e Soave”
ホームページはこちら→http://shin1.free.fr/HGS/

このグループでの活動は堅苦しい堅苦しいイメージを、もっと気軽に、スウィング感覚で楽しんでもらえるとうれしいです。パリで出会った仲間達だけど、みんなフランス以外の国でも勉強してきたから、このミックスが面白い!
近頃は正式に料理人としてもお仕事してます。といっても、得意な欧風家庭料理のみですが。

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